
ベルギーで給料が減らず週4日労働が可能に
ベルギーでは労働に関する法律が最近立て続けに変わっています。
2022年2月4日には労働時間外にかかってくる電話やメール、メッセージなどの連絡を拒否することができる「つながらない権利」が認められました。これは来ても無視してしまえばいいのですが、法律で決まってしまうのは強いですね。
そして今回、給料が下がらずに週4日の勤務が可能になったとのことです。
自分から週4日勤務を申し出る
従業員は週4日勤務の希望を出すことが出でき、雇用主はそれを受けるかまたは拒否することも可能です。しかし拒否する場合は合理的な理由を書面で出す必要があるとのこと。
週38時間の中で5日働くか4日働くかを決めることができます。そのため、週単位の労働時間は変わらないようです。
半年間はお試しで働く日数を体験でき、やはり週5日勤務のほうが良かったと思えば戻せるとのこと。
勤務時間の固定についても改善されるとなおよし
長時間労働が意味をなさなくなりつつある世界で、労働時間固定の縛りが果たして良いものなのかどうかも見極める時期が近づいているのかもしれません。
また、人には向き不向きがあり多様です。得意な仕事をそれぞれが完全に分担し効率の良い成果を上げ、全員で支え合う形となる役割を分離する働き方にも注目すべきです。そうなると「週〇〇時間」などという固定の労働時間があまり意味をなさなくなるかもしれません。
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