リハビリはなぜ痛い?痛みに耐えて続けるべきか、中断すべきか

リハビリはなぜ痛い?痛みに耐えて続けるべきか、中断すべきか

リハビリには痛みが生じることが多く、この痛みを乗り越えないと元の状態には戻せない場合がほとんどです。

ではなぜリハビリは痛いのか、リハビリを続けることで痛みが悪化してしまうのではないか、と不安になる方も多いと思います。リハビリの痛みについて詳しくまとめてみました。

リハビリのときの痛みの種類

患部が炎症を起こしている痛み

怪我をしている患部が炎症を起こしていることで痛みが生じます。怪我の後遺症などでリハビリに来た時点で、ほとんどの人が炎症が続いて痛みが持続しています。この炎症は放置していても徐々に改善していくことがありますが、痛みによって動かせなくなった部位は関節・筋肉が固まっていき、そこでも痛みが発生するのでリハビリをして改善するのがベストです。

固まった関節・筋肉の痛み

怪我によって動かさないでいると関節は周囲の関節包から固まっていきます。筋肉も同様に動かさないと凝りかまっていきます。

これまで動いていた関節の可動域が100%だとして、怪我のあと固まってしまうと60%程度しか動かなくなります。40%は固まっていて動かないだけで、固まった部分が神経を圧迫して痛みを発生させます。

リハビリで動かすのは、この固まりを剥がしたり引きちぎったりして元の可動域に戻していく作業でもあります。そのため当然痛みが伴います。

リハビリと平行して行うマッサージやストレッチ

リハビリと平行して、痛みのある患部のマッサージを行うべきかどうかについては、痛みが増大せず緩和するのであれば問題ないそうです。

逆にマッサージや鍼治療などを行ったことで痛みが強まったりするのであれば中断しましょう。

ストレッチに関しては複雑なため、関節や筋肉にとって良い方向に伸ばすストレッチであれば痛みの改善に効果があると考えられますが、炎症を悪化させてしまうストレッチもあるため、理学療法士と医師に相談して行うべきストレッチ、伸ばしてはいけない方向のストレッチは診断してもらうべきでしょう。

いつまでリハビリをするのか

早い段階でリハビリを始めていて症状が軽症なら1ヶ月のリハビリで軽快する方もいます。

しかしほとんどが痛みに耐えられなくなってからリハビリ治療を受けるわけで、その場合は半年は痛みが残り、関節の可動域もそれまでに完璧には戻らないと考えたほうが良いでしょう。

怪我をする前の状態に戻すには理学療法士のリハビリ治療に加えて、毎日自分で行うリハビリやストレッチを行った上で1年近くかかると想定したほうが良いでしょう。

リハビリ期間を短くするには、理学療法士のリハビリ治療だけに頼るのではなく、自分でも自宅でマッサージボールで固まった筋肉をほぐしたりストレッチをして固まった関節包をほぐしたり、ストレッチをして固まりを引き伸ばしていく地道なリハビリがとても重要です。

リハビリをしたあとに痛みが増大した場合

リハビリ治療を初めてから痛みが増大する場合、ほとんどはまだ患部の炎症が収まってきていないことが原因です。

固まった関節や筋肉を少しずつほぐしながら、固まった可動域を広げていくのですが、まだ炎症が強い状態か、固まりをほぐしきれていないかのどちらかでしょう。リハビリ前よりも痛くなった場合は、自分でストレッチなどをせず、担当の理学療法士へ相談してください。



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