休肝日は効果なし、飲酒の量を減らすか辞めるかしかない

休肝日は効果なし、飲酒の量を減らすか辞めるかしかない

お酒をたくさん飲む人はまったく飲まない休肝日を作ることを勧められることが多いと思います。

しかし休肝日を設けることで肝臓の回復が促進するようなエビデンスは一切なく、毎日の多量の飲酒習慣がある人にとって休肝日は無意味であることを意味します。

大量の飲酒によって疲弊した肝臓は、週に1日の休肝日を設けたところで回復しないし、休肝日の翌日にはまた大量のアルコールが肝臓疲弊し始めます。これでは休肝日の意味がありません。

休肝日は肝臓がちゃんと回復するだけの余力がある状態でないと意味がないのです。

お酒の適量を知りましょう

厚生労働省が作成した「節度ある適度な飲酒」という定義は、1日あたり純アルコールで20gまでです。これはビールだと500ml缶1本、日本酒1合程度です。最近はストロング系チューハイも増えているので、500ml缶でも節度ある適度な飲酒の範囲を超えてしまうかもしれませんね。

この「節度ある適度な飲酒」を守っていれば、まずは健康を害することはないとされています。

毎日大量のアルコールを摂取している人がいきなり500ml一本で済ますことは難しいはず。

しかし多量の飲酒によってダメージが蓄積していく肝臓は、肝硬変、脂肪肝、肝臓がんなどの病気のリスクが非常に高く、リスクを下げるには飲酒量を劇的に減らすか断酒が必要です。

休肝日を取り入れながら少しずつ飲酒量全体を減らす方法をご紹介します。

「節度ある適度な飲酒」を守って休肝日を取り入れる

完全断酒する休肝日を1日設ける

まずは休肝日を設定し、絶対に飲酒しない日を守る習慣をつけましょう。

最初は週に1日。お薦めは夜の飲酒時間帯に運動をすることです。普通に食事と一緒に飲酒している習慣がある場合、その場で飲酒を我慢することはなかなか難しいです。飲酒する時間を運動に置き換えてしまうのが簡単です。

ちなみに運動の後はプロテインを飲んだりビタミンなどのサプリメントを摂取する習慣もつけるのがお薦めです。これらの効果云々は正直どうでも良くて、健康的なことをやっている雰囲気さえ作れればOKです。

ただ断酒する休肝日ではなく、健康のためにやり遂げた実感を得るための運動とサプリの習慣化です。

休肝日に慣れたら飲酒量を少しずつ減らす

休肝日と運動などが習慣化されたら、毎日の飲酒の量を少しずつ減らします。毎日500mlのビールを2本(1L)飲んでいたら、350ml2本(750ml)に減らしてみて、最終的に500ml1本に減らせれば成功です。もっと減らせるなら350mlにすると肝臓への負担が軽減されて、休肝日の肝臓回復効果がさらに高まりますよ。

休肝日に慣れること、少しずつ1年スパンでもいいので飲酒量を徐々に減らしていくこと。これを意識すれば飲酒習慣のある人でも休肝日の効果が得られるようになります。

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参考サイト

飲酒のガイドライン(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)

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