
都心でカラスが激減した理由
ここ最近カラスが減ったと感じた人はいるでしょうか。特に都心部繁華街ではカラスがピーク時の1/7にまで減ったとのこと。その原因は人間が捨てていたゴミにあると考えられています。
カラスが食べるゴミが減った
以前はゴミを適当に出していたものの、カラスが荒らしてしまうのでネットをかけて対策している自治体がほとんどだと思います。
これに加えてコロナによって飲食店が出す生ゴミなども劇的に減ったことが大きく関係しているらしいのです。
都心では食べ物に困らないカラスが増えていた
もともとネズミなどの小動物を食べていたカラスですが、都心では住宅や飲食店が出すゴミをあさって食べるため、食べ物に困ることなく生活できていました。ようやく飲食店が営業を再開しはじめていますが、一斉に閉店したことによって一時的にカラスが食べられる食料が減ってしまいました。
これによってカラスが餓死することはないと思いますが、都心から別の地域、山や林などもともといた自然に帰ったカラスもいたでしょう。
そのため都心部のカラスがいなくなったのです。
年々カラスは減少傾向にあった
コロナによってカラスが激減したのではなく、実は徐々に減り続けていたそうです。理由はバブル後のゴミ減少、ゴミネットの一般化、ゴミの分別、そして今回のコロナによってゴミが激減したこと。
都心部に大量にいたカラスは私達が気づかないうちに少しずつ減っていたようなんです。
今後都心部の飲食店が活気を取り戻すとカラスもまた増えていくかもしれません。一方で、住宅街ではゴミネットが普通になったためカラスはあまり見なくなっていくのかもしれません。