東京の街なかでハクビシンが多数目撃されている理由と対処方法

東京の街なかでハクビシンが多数目撃されている理由と対処方法

ビルばかりの東京都内でハクビシンの目撃情報が多くなっています。それもそのはず、関東エリアでは毎年7000匹が捕獲されています。それほど都心周辺にハクビシンが住み着いているということです。

なぜハクビシンが東京に定着し出没しているのか、ハクビシンによる被害はなにかあるのか、そしてハクビシンの駆除はしたほうがよいのか、するならどのように駆除するのかをまとめました。

ハクビシンとは

ハクビシンはネコ目ジャコウネコ科で尾が長く、額から鼻にかけて白い筋があります。胴体は60cmほど、しっぽは40cmほど。全長1mほどになるので大きく見えます。都内で見かけても猫などと見間違えることがないほどサイズ感が違います。

夜行性なので夜暗くなってから外で動きます。そのため都内で目の前をハクビシンが通り過ぎても、一瞬猫かと勘違いしてしまいがちなのは、遭遇するのが暗くなった時間帯が多いためです。

なぜハクビシンが東京に定着した?

ハクビシンは雑食で何でも食べます。生ゴミなどを餌にして食べるため、東京のように食品の廃棄が多い場所は餌に困ることがありません。また果実や野菜なども好んで食べるので、家庭菜園の野菜が荒らされることもあります。

そしてハクビシンは顔が入るサイズの穴が空いていればそこから侵入することができるので、家屋の屋根裏に定着してしまうこともありますし、マンションの地下などに潜り込んで生活していることもあります。

都内は天敵もおらず、隠れられる場所も豊富で、食べ物にも困らないため、ハクビシンが東京でも普通に行きていけるんですね。

ハクビシンによる被害は想像よりも深刻

ハクビシンが人と遭遇して攻撃してくることはまずありませんが、ハクビシンが近くにいることで被害を被ることはいくつかあります。

住処とする建物の破損

ハクビシンが住処として屋根裏などに入り込むことがあります。その際に断熱材を食い荒らしたり、糞尿による悪臭、カビの発生、その結果天井が落ちてくるなどの被害が生まれています。

重症熱性血小板減少症候群

ハクビシンについているマダニから人間に感染するものとして、重症熱性血小板減少症候群という病気にかかることがあり、これまでに感染者の1/6が死亡しています。ハクビシンには絶対に近づかないようにしてください。

ハクビシンは捕獲してはいけない動物に指定されている

ハクビシンは「狩猟鳥獣」にしている動物なので一般人が許可なく捕獲することは禁止されています。ハクビシンを見かけても手は出せないと思ってください。

ハクビシンの駆除は自治体へ相談

東京では各区でハクビシンによる一定の被害が出ている場合に限り駆除をしています。

一番的にハクビシンが人に直接危害を加えることはありませんが、家に住み着いて被害が出ていたり、ペットへの被害や畑などで農作物の実害が出ている場合はお住まいの自治体へ連絡しましょう。

家に住み着いてしまったハクビシンの捕獲はしてくれますが、清掃や消毒は被害者が自費で負担する必要がある自治体がほとんどです。詳しくはお住まいの自治体へ確認しましょう。

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