
午後眠くなる理由と眠気の解消方法
昼食後はいくつになっても眠いものです。学生時代は午後の授業は特に居眠りが多かったと思いますし、フリーターやニートであれば昼間ゆっくりと昼寝していることも多いと思います。
仕事をバリバリこなしている社会人でさえ、ランチの後は眠くなります。
ではなぜ午後になると眠くなるのか、また午後の眠気の解消方法はあるのか、ということを詳しく解説していきます。
血糖値が急激に下がり眠くなる
ランチの後は血糖値が上昇し、そして急激に落ちていきます。血糖値が下がると脳は休み始めて眠くなっていきます。これが午後2時頃が眠気のピークだと言われる理由のひとつです。
特に日本食や日本のランチでよく食べられる主食がすべて炭水化物という状況は午後眠くなってしまっても仕方ない内容であることは間違いないでしょう。ご飯、パン、パスタなどです。
炭水化物抜きダイエットをしていると眠気は来なくなるのか、というと実際に炭水化物を減らすことで午後の眠気が抑えられたという人もいます。
午後眠くなってしまう人は、炭水化物を減らすようにしてみましょう。急激な血糖値の上昇とその反動を抑えて午後の眠気を防ぐことが出来るでしょう。
食べ過ぎ
食べ過ぎの何がよくないかというと、血流が胃の方にまわってまい、脳の血流が悪くなることで脳の働きが弱まって眠気が襲ってくるというものです。
食べ過ぎてしまう時は大抵炭水化物をたくさん摂っている時でもあります。食べ過ぎと血糖値の上昇が同時に来れば当然眠気はすごい勢いで襲ってくるでしよう。
ランチで定食のご飯おかわり自由、というのはかなり危険ですね・・・。最近はパン食べ放題にパスタとサラダがつく、というレストランもありますし、昼食には炭水化物をたくさん食べるのは睡魔を呼び込んでいるとも言っても過言ではありません。
単純に睡眠時間が足りていない、睡眠の質が低い
夜寝る時間が遅いのに仕事は毎日変わらず始まるため、単純に日々睡眠不足が続いている人が多いはず。出勤のために早朝に起きて準備して出社、というサイクルは慣れてしまえば起きれますが午後に近くなるほど眠気が襲ってくる場合も。そのあとのランチで午後は急激に眠くなる、というパターンです。
絶対的な睡眠時間が短い場合は睡眠時間の確保をしてもらうしかありません。
また睡眠の質が低い人は7.8時間眠っていても眠り足りないと感じているはず。2.3時間に一度目覚めてしまう人は中途覚醒と言って不眠症のなかのひとつの可能性が高いです。目覚めていなくても脳は覚醒した状態になっているため熟睡して質の高い睡眠がとれていないことが多いのです。
熟睡する方法についてはこちらの記事で寝る前の準備に取り組んでみてください。
最も重要なのは睡眠時間の確保
食後の血糖値や体内時計について、これらは午後の睡魔と密接な関係を持っていると言われていますが、それよりも何よりも、最も重要なのは睡眠不足を解消することです。これだけで強烈な睡魔はかなり軽減できると言われています。
寝る前はテレビやスマホを見ない、寝る前にカフェインを摂らないというのは基本中の基本です。
もし夜眠れない場合は睡眠導入剤などを使うのも副作用がほとんど心配いらないためお薦めです。