目が乾く、この症状は何?

目が乾く、この症状は何?

目が乾く、これは誰もが経験しますが、慢性的に目が乾いてドライアイが気になるレベルからもう目を開けていられないほどの乾燥で目やその周辺のまぶたなどが痛い、という方、頭痛も同時に出てくるという方まで様々です。

目を開けていられないほど目が乾いて痛い、生活ができない、というレベルになるとただのドライアイではない可能性もあります。

なぜ目は乾かないか

涙腺で作られた涙は泣いた時によくわかりますが普段も涙腺から涙が作られてまばたきとともに眼球全体に広がっていきます。

まばたきを普通にしていても目が乾く場合、健康的な人出あれば老化によって涙腺から出る涙の量が減ってドライアイになることも考えられます。

目が乾く原因

最近はパソコン・スマホが目が乾く原因

最近多いのは、パソコンやスマホの見過ぎが原因で目が乾くというもの。集中して画面を見ていると、まばたきする回数が必然的に少なくなり、目が外気と触れ続ける時間が長くなってドライアイになります。

今までのテレビや映画と違うのは、何かを考えて何かを作り出したり対応しながら画面を見ていることです。テレビや映画の場合も普段よりもまばきの回数が減りますが、受け身の行為でありまた大抵2時間前後で休憩したり、CMのときに集中力が切れるためそこまでドライアイの心配はなかったと言えます。

パソコンやスマホは情報を見たりするだけでなく、自分で入力したり、考えたり、画面越しに対応するなどさまざまな神経を使い続け、集中力が切れるまでもしくは仕事が終わるまで常にパソコンの前で作業することが多いため、必然的にドライアイになる可能性が高いのです。

普段のまばたきの回数は1分間で15~18回と言われています。しかしパソコンを見ている場合は7~12回に減る、というデータがあります。(参天製薬)
まばたきが減れば、眼球は乾き続け、まぶたによって潤うはずの目がうるおいにくくなってしまいます。

コンタクトレンズをつけていて目が乾く

コンタクトレンズをつけていると目が乾きます。
原因は、コンタクトレンズは眼球を覆っている涙に吸着しています。

ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの場合で涙の減少の種類は違いますがどちらも涙を巻き込み、眼球の上に膜となっている涙を蒸発させて乾燥を感じるようになります。

基本的に目のことを考える乾燥以前にコンタクトレンズをつけるのはお薦めできませんが、付ける場合は潤いのベールをつくるポビドンの入った目薬がお勧めです。またコンタクトレンズを外した後は目薬などをして目に潤いを補給するのも大切です。

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群は目だけでなく全身の分泌器官が正常に働かなくなり、目が乾燥したりゴロゴロしたりするとともに、口が乾く、乾燥肌に悩んでいる、という全身の乾燥を訴える病気です。

シェーグレン症候群は目が乾くだけてなく全身症状として関節が痛む、疲れやすい、やる気がでないなどの症状も出ることから神経症だと診断されることもあります。ただし、目に関して言えば失明したり視力低下などわかりやすい重篤な状態になることはないこともあり、あまり知られていないのが現状です。

シェーグレン症候群は40代以降の女性に多く出るとされていて、男女比で言えば1:9の割合で女性のほうが多くシェーグレン症候群にかかると言われています。

目が乾くだけの症状であればシェーグレン症候群については気にする必要はないでしょう。

ドライアイ

ドライアイはオフィスワーカーの3人に1人がなっていると言われています。かなり確率が高い数字で、特別な症状であるとは言えません。

ドライアイはパソコンの見過ぎなどで涙の量が減って目が乾いてしまうことと涙の質が低下して目を潤す働きを成さなくなったことでも起こります。

特に珍しいものでもなく、目が乾く、疲れる、赤い、ゴロゴロする、眩しい、などの症状があればドライアイの可能性が非常高いでしょう。日常生活の中で誰もがかかる病気のひとつなので、目を休めるということがドライアイの最大の予防になります。

ドライアイの治療法

ドライアイになっていると感じたら、まずはパソコンなどから離れて目を閉じて目を休ませましょう。短時間目をつぶればドライアイが治る、という単純なものではありませんが、1日を通してパソコンを使う時間を減らしていきましょう。

またドライアイ専用の市販の目薬も効果的です。こちらも実はそんなにすぐドライアイが治るわけではありませんが日々の仕事の中で簡単にドライアイ対策ができるアイテムです。

ベストなのは眼科に行き、ドライアイの医薬品となっているトロトロした目薬をもらい、粘膜系の薬をもらうことです。多くの場合、ドライアイからさらに症状がひどい眼精疲労までこのような治療をすることになります。その後は病院に行って再度検査をして改善したかどうか確認するのですが、多くの場合ここでドライアイが改善するので再度病院にいくことは少ないでしょう。

ストレスによる目の乾き

何でもストレスが関係している、と思われがちですがストレスが体に影響を及ぼし、色々な身体症状が現れるのは自律神経が正常に動かくなくなるからです。当然自律神経によって何も気にすることなく日々涙が出て目が潤っていますが、これが乱れれば涙の量が減ったり、もしくはほとんど出なかったり、ということが起こります。

さらにはストレスによって交感神経が活発になると涙が少なくなることがわかっています。ストレスと目の乾きというのは特に密接に関わっているのです。

ストレスはすぐに解消できるものではないですが、もしストレスを感じながらドライアイの症状も出てるい場合(大抵の場合はストレスとドライアイは同時に感じているはず)は、まばたきの回数を増やしたり、コンタクトレンズは付けないようにしたり、ドライアイ用の目薬を使うことです。

この症状が続き、睡眠不足なども重なっていくとさらに重症化し眼精疲労になります。眼精疲労はなかなか改善しにくい上に目が数秒ですら開けられなくなってしまうためそうなる前に対処すべきでしょう。

参考サイト

乾き目|参天製薬
シェーグレン症候群|吉野眼科クリニック



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