ブロッコリースーパースプラウトが薄毛と白髪に効く!?

ブロッコリースーパースプラウトが薄毛と白髪に効く!?

テレビで「ブロッコリースーパースプラウトが血行促進効果があって薄毛や白髪に効果的だ」というのを見たので驚きました。ブロッコリースーパースプラウトとは、ブロッコリーの新芽で、発芽してすぐのものだそうです。農場よりも管理された室内栽培で大量に安定供給することを目指しているそうです。

このブロッコリースーパースプラウトに含まれるスルフォラファンという成分が血行促進作用などがあり頭皮の血行を促進し育毛を助けるとAGAの専門医が話していたことに最も驚きました。AGAに効果があるのはミノキシジルとフィナステリドのみです。それは十分わかっているはずですが、テレビ的にはそこに触れないようにしてスルフォラファンの効果を解説していました。

では実際にスルフォラファンを摂取することで頭皮の血行が促進され、育毛効果は高まるのでしょうか?

スルフォラファンとは

スルフォラファンとは、活性酸素などを解毒するようなファイトケミカルのひとつです。抗酸化作用があるとされています。

ブロッコリーに含まれていて、研究の結果、ブロッコリーの状態になる前の新芽、ブロッコリースプラウトに多く含まれており成長とともに少なくなってしまうこともわかりました。そして新芽と言われるブロッコリースプラウトよりもさらに前の新芽の状態のほうがよりスルフォラファンが含まれていることがわかり、この状態をブロッコリースーパースプラウトと呼んでいます。

薄毛改善などの効果が期待できるとされているスルフォラファンはブロッコリースーパースプラウトに最も多く含まれているので、当然食べるべきはブロッコリースーパースプラウトです。

スルフォラファンの効果

がん予防効果

ジョンズ・ホプキンス大学のポール・タラレーらの研究によると、ブロッコリースーパースプラウトに含まれているスルフォラファンががん予防に効果があると発見。彼らがブロッコリーよりもその新芽の状態であるブロッコリースーパースプラウトにより多くのスルフォラファンが含まれていることも発見しました。

がん予防効果としては、体内に入ってくる発がん性物質に対してスルフォラファンが無毒化をするというもの。ガンになってしまったがん細胞を無害化するわけではないことが注意です。

抗酸化作用

スルフォラファンは抗酸化作用があり、老化予防にも効果的だと考えられます。抗酸化作用としてはビタミンACEと呼ばれるビタミンA、C、Eもありますが、これらは数時間で体内から排出されていきますが、スルフォラファンの場合は接種後3日も体内に存在することがわかっています。

長期的な抗酸化作用が期待できるということで注目されているのです。

ピロリ菌対策

スルフォラファンには殺菌効果があり、特に胃がんの原因となるピロリ菌を制菌・殺菌することがわかっています。特に抗生物質に耐性のあるピロリ菌にも同様に効いたことで話題になっています。ピロリ菌の殺菌は胃がんの予防効果があることがわかっていて、予防できる癌が胃がんです。そのためにピロリ菌を殺菌するわけですが、ブロッコリースーパースプラウトを食べていた人は胃の中のピロリ菌が減少したデータもあるので気になる方は定期的にブロッコリースーパースプラウトを食べると良いでしょう。

ダイエット効果

スルフォラファンは体内の褐色脂肪細胞を増やすことがわかってきました。褐色脂肪細胞はカロリー消費を促すため脂肪燃焼が進み肥満改善効果があります。同時に肥満が解消されると生活習慣病リスクも改善されると考えられます。

肝機能改善効果

スルフォラファンには肝機能を改善する効果があることもわかっています。ストレスや暴飲暴食で祝っている肝臓の処理能力を助けるのがスルフォラファンです。スルフォラファン自体が何か処置をするわけではなく、弱っている肝臓に対して作用する解毒、抗酸化、抗炎症作用によって肝臓が回復していくと考えられています。

自閉症や精神疾患の改善効果

スルフォラファンには14年間の研究によって自閉症の症状改善や精神疾患予防などにも効果があることがわかっています。自分は自閉症ではないしうつ病でもないし、と思っている人にも、人見知りや付き合いが面倒だと思っている場合、スルフォラファン摂取によってそれが改善されていくことがわかり始めていて、スルフォラファンは誰が食べても良い働きをすることがわかっています。

では薄毛にスルフォラファンが効果あるのかという話

ここまで紹介した効果がスルフォラファンの代表的な効果であり、調べると大抵これらの情報が出てきます。しかし薄毛に関してはほとんど出てきません。

そこで色々調べていくと、スルフォラファンがAGAにも効果があるのではないかというAGA医師による記事が出てきたのです。それによると、スルフォラファンがAGAの抜け毛の原因である男性ホルモン、ジヒドロテストステロンを分解する酵素を増やすことがわかったそうです。

ジヒドロテストステロン自体が分解されれば、毛根の受容体に結合するジヒドロテストステロン自体が減り、抜け毛シグナル自体が比例して少なくなることから、これが正しければスルフォラファン摂取によってAGAの抜け毛自体が減ることになります。

ただし注意したいのが、スルフォラファンのジヒドロテストステロン分解酵素に与える影響は試験管内の実験とマウスなどの実験でのみ実証されたものです。経口摂取によってスルフォラファンが体内に入った後にジヒドロテストステロンの分解酵素の働きを助けるかどうかはまだわかっていないのです。ちょっと早とちりかもしれません。

AGAはジヒドロテストステロンを生成させない以外に改善方法はない

AGAによる抜け毛を止めるには、男性ホルモンで抜け毛シグナルを出してしまうジヒドロテストステロンの生成自体を抑制するフィナステリドを服用するしか今は手段がありません。

生成されてしまったジヒドロテストステロンを分解する酵素の働きを助けるスルフォラファン。ジヒドロテストステロンが生成された瞬間分解する秒速分解が可能であればAGA治療に効果があるとも言えますが、現実にはジヒドロテストステロン自体を生成させないようにするフィナステリドの服用が最も効果があり確実と言えそうです。

スルフォラファンが毛乳頭細胞が活性化する?

スルフォラファンによって毛乳頭細胞が活性化するという話も昔からあります。だから薄毛治療にはブロッコリースプラウトを食べるというのも数年前から出ていた話題。スルフォラファンによって毛乳頭細胞が活性化し、育毛が進むというものですが、残念ながら細胞分裂をいかに活性化させたしても、AGAはいくら発毛スピードが早くなろうと育毛スピードが早くなろうと、育ってきた髪の毛を容赦なく脱毛させるシグナルを発信し続けます。

だから育毛効果があっても、ジヒドロテストステロンによる脱毛シグナル自体を止めなければ何の意味もないのです。残念ながら現時点でスルフォラファン由来の成分がAGA治療薬の育毛部分にフォーカスした治療薬として採用されていない現状を見ると、育毛効果とAGA治療効果については、残念ながらないと言わざるを得ません。

情報は、「可能性がある」というものを選ばず、既に国が認可しているように効果が認められているものだけに注目すべきなのが私たち消費者です。効果があると考えられるものは研究者が研究し、本当に効果があるものは医薬品として販売されたり医師の処方箋をもって入手できるようになります。情報の詳細をよく調べて判断するように心がけたいですね。



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